モラハラ夫、上の空

昨夜、夫に思いの丈をぶつけました。

が、話す順番を間違えました。

「祖母宅へ行きたくないなら行かなくていい。母には今の状況全部話してあるから。」

と発した途端、それまでの夫の表情に明らかに怒りが見えていました。

“母に全部話してある”

これは夫にとって地雷です。外面だけはいいから。自分が築き上げてきた優しい夫という理想像を私がブチ壊し、報復していると思っているに違いありません。

実際は、母に事情を説明しないと、一人でどんどん勝手に話を進めてしまうからなのですが。

そこから本題に入りました。

「行きたくないなら、もう少し考えて発言してくれないか。」

「祖母宅を侮辱されているように感じた。」

「あなたが私の立場になった時、あなたはそれらの言葉を許せるのか?」

しかしもう、暖簾に腕押し状態です。

怒りで顔を赤くし、真正面を見据えて無言。いや無視。

言い終えると、なんとうたた寝を始めました。

怒っている人を前にうたた寝なんて、もう完全に舐められてますね。

そして、何も言わず寝室へ行きました。

 

朝、仕事へ行く時も子供たちに挨拶しただけで、朝食も食べず家を出ました。

この、“私の作った物を食べずに外出する“という行為、毎度おなじみの反撃行動です。

何も伝えずに用意させるだけさせて食べない。

これがどんな些細な言い合いでも必ず毎回やるので地味に頭にきます。

食べ物は粗末にできないので、残った物は私がお昼に食べます。その時に感じる虚しさ、悔しさ、惨めさたるや

 

そして洗濯かごに当たり前のように怒りを込めて投げ捨てられる着替えのシャツ。

誰がそのシャツを洗うんだい。

 

腹は立ちますが、私は言い合いをしても夫の食事を用意しない、夫の洗い物をしない等の報復はしません。

自分の非は極力残したくないからです。

ただ1つ、自分から挨拶をしたり声を掛けたりはしません。怒っているのはこちらだということは忘れてほしくないです。